運送物流業情報ラボTransportation Logistics Information Lab

運送業界の今と抱える課題とは?問題解決に必要なこと

2021.02.08
分類:その他
新型コロナウイルス感染拡大により、外出を控え自宅でショッピングを楽しむ人が増え、宅配需要も拡大しています。 運送業界もそのニーズの高まりの影響を受けているところですが、ドライバーが不足していることや競合激化などを背景に、問題は山積みという状況です。 そのため運送業界の事業者は生き残りをかけ、業務を効率化させることなど様々な対応策が必要となっています。

運送業界へのニーズが高まっても対応できる状況ではない

インターネット通販の普及により、宅配需要は高まり運送業界の成長も右肩上がりといえます。 その中で運送業界が今抱えている問題として、ドライバー不足や燃料の高騰化、競合他社との競争激化による利益率のひっ迫などが挙げられ、いずれも期に改善していくべきことといえるでしょう。

ドライバー不足の問題は深刻

運送業界で働くドライバーは長時間労働となりやすいのは、荷待ち時間や道路の混雑状況などが就業時間に影響するからです。 それに加え長距離の運転が必要になれば、深夜や早朝などの就業となり不規則な労働時間となりやすいといえます。 このような過酷な労働環境でも賃金が見合わないことを理由に、運送業界で働きたいと志望する若い世代は減少傾向になり、ドライバーは常時不足しているといえるでしょう。 このドライバーが不足した状況の中、新型コロナウイルス感染拡大による外出自粛などでネット通販ニーズが高まり、仕事は増えているためさらにドライバー不足が深刻化しています。

コスト負担が大きくなり利益率のひっ迫に

事業用トラックは軽油を原料としたディーゼル車が多く使われているため、軽油の高騰化でコスト負担が大きくなりがちです。 新型コロナウイルス感染拡大で原油価格は急激に下落しましたが、燃料は社会情勢に左右されやすいため今後は高騰する可能性もあります。 燃料が高騰すれば運送料金を値上げすれば採算が取れるでしょう。しかし運送業者は荷主の立場が強いため、交渉に応じてもらえるとも限らず、競合他社が多く存在するため値引き交渉で取引が終了する可能性も考えられます。 その結果、料金据え置きで仕事を確保することとなり、利益率がひっ迫するといった問題も抱えています。

運送業界が抱える問題解決に必要なこと

運送業界は今様々な問題を抱えていますが、自社だけで問題を解決しようとするのなら業務を効率化させることは欠かせません。 業務効率化で労働環境を改善できれば、ドライバーのモチベーションも上がるでしょうし、人手不足対策にもつながります。どうすれば業務を効率化させることができるか、まずはそこから考えていくべきなのかもしれません。